【パリ】Navigo Easy の空港行きチケットを買ってとんでもないことになった話
【※忙しい人のための結論※】
空港行きチケットは空港への旅程上以外(例:前日の旅程途中など)で買うな。もし先行して空港行きチケットを買ってしまって、通常のメトロ経由の行程で詰んでいるなら、残念だが適当な駅で2€払い、 Navigo Easy をもう一枚発券し、それをメトロ乗車用にした方が早い。
本記事の情報は2025年半ば時点のものです。渡航から数ヶ月経過しているため、一部の情報が正確性に欠ける場合があります。
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フランスのパリと北部のオンフルール、ドーヴィルに行ってきた。
パリでの移動には Navigo(ナヴィゴ)という ICカード乗車券を利用した。
Navigo(ナヴィゴ)は、イル=ド=フランス地域圏における交通機関の非接触型ICカード定期乗車券である。 Navigo - Wikipedia
観光客向けの Navigo Easy は券売機ですぐ発券でき、物理 Suica くらいの厚さがある(発券料:2€)。
メトロへの乗り方は、券売機または専用のアプリ経由でバーチャルな回数券を買い、乗車時にカード読み取り部分(紫の渦巻きみたいなエリア)にタッチして通過する。
Navigo についてより詳しくはこちら↓
旅行者に便利な交通ICカード「Navigo Easy(ナヴィゴイージー)」 | フランス情報メディアのET TOI(エトワ)
パリの交通機関とICカードNavigoについて | Déjà ?
日本の交通系 IC カードとの決定的な違いは、降車改札がないことと「物理カードを買った後にそこに目的ごとの回数券をチャージする」方式で、今回のトラブルの元凶はこの回数券制にあると言ってもよい。

上が空港チケット、下が通常のメトロチケット。写真は空の状態の Navigo のもので、例えば Navigo 内にメトロチケットの残数があると空港チケットの購入ボタンが表示されない
そもそものやらかしは、帰国前日に乗ったドーヴィル〜パリの長距離列車の車内があまりにも暇だったので「明日の朝早いし、時間短縮のために空港行きのチケットでも買っとくかな〜♪」と思い立ち、そのままろくに規定も読まず購入してしまったことだ。私には取説や注意事項などをろくすっぽ読まずにとりあえず実践する悪癖がある。
先述の通り、パリのメトロでは降車時に改札を通さない。従ってシステム側では、乗車時に改札にタッチした Navigo 内にあるバーチャル回数券の種類と残数で――改札を通ってもよいユーザが判別される(のだろうと思われる)。 Suica みたいな感覚でチャージした分だけ普通に使えるつもりでいたが、フランスの UX はそこまで人間に甘くない(これは自販機なんかを使っていても同じことを感じる)。
【核心】空港行きチケットの「排他利用」の仕組み
空の状態の Navigo に空港へのバーチャル回数券をチャージした瞬間からそれは空港行きのNavigoとしてしか使えず、メトロの回数券を追加購入することはできない。
(空港方面の列車に乗り、券を消化すれば元通り使える。ユーザの降車駅を判別できない性質上、空港券とメトロ券を同時にチャージすることを許せばシステム側では「エッこれどっちのチケットを消化すればいいの?」ってなるからか?)
自らの過ちに気づいたのが、長距離列車からメトロへ乗り換えてホテルへ帰ろうとした時。何回紫の渦巻きをタッチしてもメトロの改札を通れない(そりゃメトロ回数券がないからね)。アプリや券売機で回数券を買うこともできない。
「Navigo メトロ 改札 通れない」とか「Navigo metro ticket」とか、パニクった頭で色々と検索してみるも有益な情報には行き当たらず。何回物理 Navigo を iPhone にスキャンしてもメトロチケットを買えるようにはならず。何だこれ???
この時点で21時近くだったので窓口は閉まっている。詰んだ。
逡巡の後、同じく空港行きチケットを買ってしまい足止めを喰らっていた夫が「もう諦めて新しいの(Navigo)買おう」と発案し、2€ を余分に払って無事帰路についた。
ちなみに、空港行きチケットは翌日無事に消化することができた。
……この規定は「イル・ド・フランス・モビリテ」(Navigo の発券元)サイトの「使用条件」ページのまあまあ目立たないところにチョロっと書いてあるだけだ。初見殺し。いや、まあ、事前に確認してから買えよって話だが……。
というわけで、同じ轍を踏む日本人旅行者が増えないよう、このトピックだけを1記事にした。パリ旅行記は別の記事でいずれ。
Tdap(ティーダップ)ハイスクール〜成人してから三種混合ワクチンを接種する
Tdap (成人用三種混合ワクチン)を打ってきた。自費で。
きっかけは 9/11 の豪雨のニュースで、泥水の中を裸足で闊歩する人の動画に「危なすぎ」「破傷風になるぞ」とのコメントが沢山ついていたことから。「あれそういえば自分破傷風ワクチンって完全に打ってなかった気がするな」と思い出し、調べたら幼少期に接種した三種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風)ワクチンで高熱を出したことが理由で接種回数が規定に満ちていなかったことが判明した。
費用:診察料 2,970 円+ 注射 9,900 円+ 税= 12,870 円。
副反応:打った箇所(筋注なので二の腕あたり; コロナワクチンと同じ)が少し痛むかな〜?程度。期待した発熱は全くなく、若干肩透かし感がある。
しかしよく考えたらすでに幼少期に三種混合ワクチンを2回打っていて、半端ながらもいちおう抗体は出来ているのだから副反応が薄いのも当たり前っちゃ当たり前である。安全に発熱してフワフワと寝込みたかった気もする。
何にせよ、これで比較的安全に豪雨や海外旅行時の急な怪我に対する安心材料を増やすことができた。やったぜ。
ところで、映画「震える舌」は一度観てみたい。
2024 振り返り
1/31の今?(そう今)(今やらないと永遠に手遅れになりそうなので)
ということで、2024年の個人的な振り返りをします。
2024やったこと
- ペーパードライバー講習に通った(1月-2月頭くらいまで)
このあと徳島(大雨)、長野、群馬を初めてひとりでドライブした。特に長野で友達の墓参りに行けたのは大きかった。
- フランス語教室に通った(1月-9月)
日本人ネイティブの先生について週1のリアルレッスンに参加し、耳や会話能力を鍛えられた。ただ1クラス15人もいるので、必然的に1人の発話時間が短くなってしまうのが悩みどころ。一旦お休み。
- きょうだい交流会に参加した(6月)
きょうだい(障害のある兄弟姉妹を持つ人のことをこう呼ぶ)。その当事者間で悩みを相談したり情報を交換したりしあう交流会。参加者の方のプライバシーに関わるので詳細は伏せるが、自分がいかに恵まれた環境にいるかを実感するとともに、親の作ってくれた環境に感謝した。一方で自分がこれから家族に対してすべきこと、解消が必要そうな課題も見えてきてよかった。
- カタールに行った(11月)
なにげ人生初海外。行きは一人だったので超ビクビクだったが、カスのような英語で無事に入国審査と荷物受け取りをクリアしたときは感慨深かった。
- 知識検定 を受けた(1月)
会社のボスの薦めで。とくにスポーツ・芸能関係における一般常識のなさが露呈した。
- 放送大学に通った(10月-現在)(オンライン授業)
数学と和解します(現在進行形)。
2024観といてよかった
映画
- 「美しき諍い女」(1991、ジャック・リヴェット監督)
他にも東京日仏学院のイベントでジェーン・バーキン主演映画をたくさん観た。ありがとう日仏学院そしてフォーエヴァー・ジェーン。
- 「喜劇 にっぽんのお婆あちゃん」(1962、今井正監督)
やたら会話に横文字を使いたがるハイカラ気取りのおばあちゃんが出てきて「あ、この手の外資ビジネスマンみたいなギャグって昭和30年代からあるんだ」と驚きがあった。ひょっとしたら戦前くらいからあったのかもね。会場で笑いも起きてた。
主演のミヤコ蝶々と北林谷栄(カンタのおばあちゃんの中の人)のテンポの良い掛け合いが絶品。ただソフト化されていないので、良さを言葉でしか伝えることができない〜〜。
↓こちらの上映会で観ました
- 「ワンダーウォール」(1968、ジョー・マソット監督)
厳密には今年観たものじゃない気がするけど、上映の機会があったら必ず観に行ってるくらいには好きなのでランクイン。サイケ・ポップな映像体験とジョージ・ハリスンの音楽でキマろう。
ライブ
中学生時代から何回も聴き続けて大好きだった「砂のCASTLEのカサノヴァ」などシティーハンター曲や往年の名曲のカヴァーも聴けて、小さい箱だったのでご本人とお話することもできて、本当に感無量だった。感謝……。
- HomeComings(4/26 LIQUIDROOM)
- The Biscats(8/10 渋谷公会堂)
バックバンドの2人+リズム体の追加メンバーでのライブを見たい。
- ゲンズブールナイト(10/20 札幌スターライト、12/5 ロフト新宿)
往年のゲンズブールの名曲カヴァーに興奮しっぱなし。札幌ではこれがラストとのことで行けてよかった。そしてなぜか演者の打ち上げに参加。
- 丸竹夷-マルタケエビス-(12/23 渋谷)
京都発の現役JKバンド。おじさん(おばさんだが)すっかりファンになっちゃった。もはや孫。
2024もっとやりようあったよな〜
- このブログ
習慣化が課題。
- 人間との交流を避けすぎた
無駄に人嫌いを発揮したために失ったモノが結構あったように思う。その反省から、今はわりと人間との交流に積極的なので会食やお出かけの機会を設けていきたい。会食してください(??)
- 計画
上記に書いていないことも含め無軌道にいろいろ手を出し、本を読み、それに快感を覚えがちだけど、ぼちぼち軌道を収束させていきたい。
私は他人より物事の経験がない、知らないことに強烈なコンプレックスを覚えている。だからこんな無軌道ムーブをしているのだが、いや「他人」ってまず誰だよ、と突っ込みたくなってきた。実態のワカランものに勝手に焦りを感じるのはやめよう。
ベンガルのお菓子「Kesar Baati」を食す
kesar baati というベンガルのお菓子(たぶん夫が職場の人から貰ってきたもの)をひとくち摘んでみた、激甘のスポンジっぽかった(マジで食感がそうとしか形容できないのでディスってるわけではない)https://t.co/uxkd88ksJ7
— にしこ (@nsktdeluxe) 2024年11月25日
Kesar Baati (ケサール・バーティ?)の実物缶がこちら。
1kg 以上も重さがあったのでてっきり粉の状態で入っているのかと思いきや、中身は激甘のシロップに浸されたお団子だった。


Twitter では「激甘のスポンジだった」と書いたが、Amazon の商品詳細をよく見てみると
Serving Recommendation
Add 100 ml luke warm water to make the product spongy, serve chilled
——飲み方のおすすめ
100mlのぬるま湯を加えてスポンジ状にし、冷やして召し上がれ。(DeepL翻訳)
とあるので、常温でそのまま食べるものではなかったっぽい。
世界にはまだまだ未知の味覚があるものだなあ。
事物への憎悪感情を文章にぶつける際に注意したいこと(覚書)
ムカつくこと、書きたいですよね?の前に。
読み手は書き手(わたし)にも憎悪の向き先たる人物にも何らバイアスを持っていないので、その辺を差し引いて考える必要がある。
最初はなるべく事実を客観的に記す。自分の憎悪感情や許せなかったことを乗せるのはその後でも遅くない。
マンガならこの順番などはあまり気にしなくてもいいかもしれないが、こと文章表現においては、読み手が「こいつ(書き手)の言っていることに納得できるか」という思考を挟む余地がマンガよりも大きい。ここで読み手と書き手の間にテンションの差が大きいと、ドン引き、もういいや、となってしまう。
よく考えたら上記に書いたことは自明だし、文章に乗せる段階で冷静になって自然に達成できていることも多いのだが、憎悪感情のエネルギーが勝っているときは上記のことがまるで抜け落ちてしまうので、覚書。
普通に単語とか調べつつ某大学仏文科の学士入学試験を解く
https://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2023/09/24_futsubun_2023_gakushi_furansugo.pdf
仏文科学士入学試験
一般的にこういうのは学部3年への編入試験なので、入学者には中級( DELF B2 )レベルが要求される。対して、私が半年後に挑もうとしているのは入門( A1 )レベルである。ドラクエでいうとドラキー Lv.1 がキラーマシンに挑むようなもん。
本来であればまだまだ挑戦できるレベルではないのだが、今の実力でボコボコにされたい欲求を満たし(ドM )、またマイルストーンとして後々の成長度合を見るために、ここに記録を残したい。
以下、問題文を転載する。
次の(1) の文章を和訳しなさい。
※[1]-[3] の番号はここで便宜のために付した。
(1)
Debout devant l’armoire, en face des fenêtres, le docteur Pascal cherchait une note, qu’il y était venu prendre, Grande ouverte, cette immense armoire de chêne sculpté, aux fortes et belles ferrures, datant du dernier siècle, montrait sur ses planches, dans la profondeur de ses flancs, un amas extraordinaire de papiers, de dossiers, de manuscrits, s’entassent, débordant, pêle-mêle. …[1]
Il y avait plus de trente ans que le docteur y jetait toutes les pages qu’il écrivait, depuis les notes brèves jusqu’aux textes complets de ses grands travaux sur l’hérédité. …[2]
Aussi les recherches n’y étaient-elles pas toujours faciles. Plein de patience, il fouillait, et il eut un sourire, quand il trouva enfin. …[3]
単語集 +++++++++++
(現時点で意味の取れなかった単語。英訳和訳混ざってるのはご勘弁を)
Debout = stand 立つ
devant l’armoire 戸棚の前
venu 来る
ouverte オープン、公開
immense = huge
chêne = Oak
sculpté = carved
fortes = strong
ferrures = fittings
Datant = dating
dernier = last
siècle = century
montrait = showed
planches = boards
profondeur 深さ
flancs = side 側面
un amas 一群、クラスター
extraordinaire 非凡
dossiers = files
manuscrits = manuscripts 原稿
S’entassent = pile up 重なる
débordant = overflowing 所狭し
pêle-mêle = jumble ごちゃまぜ
Il y avait = there was a 〜があった
y jetait 投げられた
brèves 簡単
jusqu’aux 〜への
complets = complete
travaux = works
l’hérédité = heredity 遺伝
étaient = were
faciles = easy
Plein de patience = Full of patience 忍耐強く
il fouillait 彼は探した
il eut = he had
un sourire = a smile
quand = when
trouva = found
enfin = finally
上記の単語集を見ながら自力和訳 +++++++++++
戸棚の前に立ち、窓に向き合い、パスカル博士はノートを探した。それは彼が取った、大きな公開、この巨大な彫刻されたオーク製の戸棚、強くて美しいフィッティング前世紀の日付が書かれた、彼の戸棚に見せられた、彼の側面の深さに、
並外れた量の紙、ファイル、原稿の一群が所狭しと重なり、ごちゃまぜになっていた。
その博士が書いたものをすべて投げ入れたのは30年以上前だった。
そしてそのノートは、遺伝学における彼の大きな功績を完璧にするテキストだった。
同じく捜索はまったく簡単ではなかった。忍耐強く、彼は探した。最終的に見つけたとき、彼は笑みを湛えた。
deepLによる和訳 +++++++++++
窓の反対側にある戸棚の前に立って、パスカル博士はメモを探していた。 大きく開け放たれたこの巨大なオーク材の彫刻が施された戸棚は、前世紀に作られた丈夫で美しい建具を備え、その板の上や側面の奥には、書類やファイル、原稿が山のように積まれ、溢れ、ごちゃごちゃになっていた。
30年以上もの間、博士は簡単なメモから遺伝に関する主要な著作の全文に至るまで、書いたすべてのページを投げ込んでいた。
だから研究は必ずしも容易ではなかった。忍耐強く探し続け、やっとのことで何かを見つけると微笑んだ。
たぶんB2までのレベルとして見られてるであろうポイント +++++++++++
・《en face des fenêtres》 が「戸棚」に掛かっていることを理解できるか [1]
・ une note を「メモ」と解釈できるか [1]
・[2] の文を「30年以上の間」(行為が継続していた)と解読できるか
・《sur l’hérédité》 を「遺伝に関する(著作)」と訳せるか
・[1]の cherchait と [3]の recherches を区別できるか
・[3] 文頭の Aussi を自然に訳せるか
上記ではないけど反省 +++++++++++
・形容、説明などが何に掛かっているか解読する(対象を指す語が ses とか il とかなので難しい、一種の関門感ある)
・全体的に文法に弱い (これからの履修でなんとかする)